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幻のパンの面影を追いかけていたら、『楽健寺酵母』なるものにたどり着いた話

みなさまご機嫌よう。

幼少期から小麦製品大好きっ子のマダムMです。

わたし、九州の生まれでして、今は亡き祖父母の家は糸島という海沿いの田舎町にありました。

当時、糸島には『即興詩人』という有名な天然酵母のパン屋さんがありまして…

唯一無二の素朴かつ滋味深い特徴あるパンだけでなく、お店の佇まい、パッケージ、パンを買うと付いてくるペーパーなどに、オーナーの趣味の良さがあらわれており大好きなお店でした。

芸術活動に専念されるためか、多くのファンに惜しまれつつ、お店は閉店してしまいましたが、福岡のパン好きの中ではいまだに話題に上がる幻のパン屋さんだと思います。

私も記憶はおぼろげながら、スコーンやクッキーの味が忘れられず、ネットでお弟子さん達の行方や再現レシピなどを検索しては試作してみる日々を送っております。

そんなこんなで、天然酵母について調べているついでに浮かび上がってきた情報のひとつ『楽健寺酵母』

とあるネットの噂によると、もしかして即興詩人のパンの酵母はこれ由来では…?とのこと。

「クッキングパパ」31巻でも登場してます

なんでもとってもヘルシーで罪悪感なくパンが食べられる人気の天然酵母らしいのです。

さっそく本を買って作ってみました。

ドライイースト菌以外でパンを焼くのは初めて。

素人の私に酵母なんて起こせるのかしら…と不安に思いつつ材料を揃えてやってみると

(※本に掲載されていた酵母菌の販売住所は現在繋がらないので、市販の酵母菌で作りました)

ちゃんとできたー!

野菜をすりおろすところがめんどくさくてミキサーに水と切った材料を入れて回したせいか、下に水溜まっちゃったけど、小麦粉入れて誤魔化すから気にしなーい。

せっせと捏ねた生地をボウルでひとまとめにして、ラップをし、2時間ほど一次発酵させると…

膨らんだぁ

成形して、またまたラップをかけて2時間ほど休ませると…

気持ち、膨らみました。

180度のオーブンで15分ほど焼いて、出来上がり。

噛み締めるとじわっと美味しい素朴な地味パンができました。

食事パンとしてそのまま食べても美味しいけれど、私のお気に入りはピーナツバターとジャム。

もちろん、ナッツやドライフルーツを混ぜても美味!

まだまだ即興詩人の味には程遠いですが、また研究して近づけていきたいと思っちょります。

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