皆さんこんにちは。
マダムヤンこと、肩幅広子です。
肩幅が広い乙女に人権がなかったあのころ…
骨格診断が広まった今でこそ、肩幅が広いのもチャームポイントなどとも言われておりますが
私が若かりし乙女だったころ…
時はエビちゃんファッション全盛期。
痩せていて華奢な骨格の女の子達がサマンサタバサのバッグを持ち…
ミュウミュウのミュールで街を闊歩し、茶髪に巻き髪でブイブイ言わせてる時代でした。
私はそういう流行りに乗るタイプではなく(当時はまだ陰キャという言葉はない)
だからといって、当時の細分化されたどのファッション系統にも収まらずに肩身の狭い思いをしておりました。
いや肩身は狭かったけど、誰に似たのか肩幅はとても広く、その広大さ、水平線のごとし。
肩幅が広い人なら必ず言われたであろうリスト
- 水泳部だったでしょ
- ガンダム
- ラピュタに出てた?
- もしかしてアメフト部?
- 背中がお父さんみたい
全てコンプリートしております(ニコッ)
一番上の姉も同じような体型で、
その姉がボーダーTシャツを着てラガーマン化しているのを目撃して以来、私の中でボーダーは鬼門のトップスとして、封印されたのです。
その後は古着系ワンピースを着てみたり
タータンチェックアイテムを愛用したりとガーリーコーデを繰り返すファッション人生でございました。
急にミニマリストもどきに
しかし、そこから20年ほどの時を経て…
中年になった私はクローゼットの大胆な断捨離を行い、エセミニマリスト路線へ。
これからはシンプルシックな定番の愛用品を長く使うんだいっ!
ちょうど秋口になり、さっそく長袖Tシャツが欲しいところ。
ネットや本で調べた結果、ミニマリストのファッションブロガーのパイセンたちの意見はこうでした。
ちょっといい厚手のTシャツ買うならセントジェームズ…!と。
そんな先輩たち(ピカソ含む)に後押しされ、さっそく楽天にてセントジェームズのウエットソンの真っ白な長袖Tシャツを購入しました。
パリジェンヌのようなボーダーコーデがしたい!
無地買ったついでにボーダーのトップスも買おうかなぁと思うも…
なんだかやっぱり似合わない気がする。
でもそうなると余計ボーダーを着たい欲に駆られる!
ボーダーが欲しい!
ボーダーライダースジャケットと合わせたり
ヴィンテージのロングスカートと合わせたりして
パリジェンヌみたいな小粋なイカしたコーディネートがしたい!
突如として表れたボーダー欲。
そんなわけでパリジェンヌといえば、ここでしょう!と鼻息も荒くアニエスベーの店舗へ。
店員さんを巻き込んでいろんなボーダーを試着した結果、私に似合うのは太めのボーダー、やや大きめのサイズということが判明。
おフランスのサイズ表記には毎回戸惑います。
160センチ、中肉中背の私。
サイズ1でジャストサイズでしたが、あえてのサイズ2を購入。肩幅問題も解決!
全国の広子たち!肩いからせてこっ!
どうでしょう。このただようエスプリ。
ごめんエスプリって言ってみたけど、あんま意味分かってない。雰囲気雰囲気。
たかが、Tシャツごときに1.2万も出せるかよ、と思うなかれ。
そこらのプチプラでは味わえない生地の風合い、何度洗濯しても変わらない頑丈さ、そして何より首についてる“アニエスベー”のタグ!
やっぱねーアタイ今ちょっといいブランド着てんだって気持ちがあればさ、小洒落たセレクトショップにもハイブランドにも、堂々と入っていけるってもんですよね。
し◯むらのボーダーTシャツきてるときじゃこうはいかない。いや好きだけどさ。
そんなわけで全国の肩幅広子さん(狭子さんも)
アニエスベーのボーダーTシャツ着て、肩で風切ってさ、肩いからせて堂々と生きてこっ!
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